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    machromatic (マクロマティック) 美学者母のブログ

    「スマートアート宣言」(Smart Art declaration)

    「スマートアート宣言」(Smart Art declaration)

    アートはテクノロジーに学ばなければならない。
    The art must learn from the technology.

    テクノロジーはその複雑性を排除し市民権を得たのだ。
    The technology removed the complexity and obtained generality.

    しかしアートはその複雑性を担保に、
    未だに特権的な地位を確保し、特権階級のものに留まっている。
    これはアートにとって不幸な事であり、それに拘束されているのだ。
    It is unhappy that the art still stay a special privilege position and remain within the thing of the privileged class by securing the complexity.

    アートはテクノロジーに学ばなければならない。
    The art must learn from the technology.

    アートもその複雑性を排除しアートの確固たる市民権を獲得するのだ。
    The art too removes the complexity,gets firm generality of the art.

    アートの複雑性の排除とは、思考の帰結である。
    It is the conclusion of the thought that the art excludes its complexity.

    思考の帰結とはこの「スマートアート宣言」の概念である。
    The conclusion of the thought is a concept of this “Smart Art declaration”.

    スマートアートの概念では鑑賞者をユーザーと定義する。
    In the concept of “Smart Art”,the appreciator is defined as a user.

    それはアートは人の心に作用するデバイスだからだ。
    It is because the art is a device acting on the heart of the person.

    アートは様々なデバイスを使用する事を許している、
    The art permits using the various devices.

    しかしアートにとってその目的のありどころが重要なのだ。
    However,it is important for the art to consider it as the purpose.

    アートの目的は人間の心を豊かにする目的が最上位でなければならない。
    The top of purpose of the art must be to be human being’s mind freedom.

    それは、
    It’s….

    書く事を目的としない筆。
    The brush which is not intended to write .

    入れる事を目的としない器。
    The bowl which is not intended to put .

    着る事を目的としない服。
    The clothe which is not intended to wear .

    つまりまず人間の心をいかに豊かにできるのかが目的なのだ。
    It’s the first purpose how human’s mind can be great.

    目的のありどころが重要なのである。
    That is,an above-mentioned purpose is important.

    森羅万象のものがアートである事を否定しない。
    This declaration doesn’t deny that all things in nature are the art.

    アートが人間から乖離している事を否定する。
    This declaration denies that the art separates from people.

    アーティストは様々なデバイスから最善なデバイスを選択し、よりスマートなユーザーインターフェイスを実現し、最高のユーザーエクスペリエンスを実現しなくてはならない。
    Artists must select the best devices from a variety of device,realize more stylish user interface and the best user experience.

    そして、そのユーザーエクスペリエンスを実現すれば、
    アートは確固たる市民権を獲得できるのだ。
    And,if they realize the user experience, the art can get firm generality.

    2014年9月1日 美学者母
    September 1, 2014 mama

    翻訳:大和尚子
    Translator Naoko Yamato








    「スマートアート宣言」概要

    まず「スマートアート宣言」の起点となった人物、
    それは正しくアップル創業者スティーブ・ジョブズである。
    彼はテクノロジーを使って、人々の心を豊かにした。
    そればかりでなく、社会の在り方そのものを変えた。
    まさに、パラダイムシフトを起こし革命者となったのだ。
    この事は時代を変えた。
    この先何百年経とうとこの革命は語り継がれていくだろう。

    しかしアートもまた、
    そのような時代を変革しパラダイムシフトを起こした時代があった。
    それはアートがこの世界に生まれた時、
    人間がアートを手に入れた時。
    それは人間の思考がパラレルプロセシングを可能にした時である。
    私は並列思考の獲得こそ人間がアートを手に入れた時だと考えている。
    人間がパラレルプロセシングを獲得すると同時に革命が起こった。

    それまでは全く進化していなかったあらゆる道具が進化をし始めたのだ。
    その進化のスピードはそれまでの人類には考えられないスピードで進んだ。
    それを可能にしたのが正に「心の豊さ」すなわち「アート」なのだ。
    私たち人間はパラレルプロセシングを獲得し、
    「心の豊さ」すなわち「アート」を生み出し、
    様々なモノの複雑性を可能にし、組み合わせを考え、
    「創造性」で革命を起こしたのだ。
    これは現代のテクノロジーの起こした革命の遥か昔の話だ。
    アートは複雑性を可能にすることでパラダイムシフトを起こしたのだ。

    しかし、皮肉にも現代においてテクノロジーはその複雑性を捨て去る事で、
    テクノロジーによる革命を起こし、パラダイムシフトを可能にした。

    この事は何を意味しているのだろうか。
    ある意味これは人間においての複雑性の臨界点に達しているのではないか。

    テクノロジーにおいても、
    その複雑性を理解できる者は極僅かな人間に限られるようになり、
    またそれを扱える人間も極僅かな人間に限られた。
    これは人間においての複雑性の臨界点、すなわち進化の停滞に他ならない。
    人間の進化をさらに進めるにはどうするべきであるか、
    その点においてスティーブ・ジョブズはアートすなわち創造性を逆説的に応用したのだ。
    複雑性を獲得した創造性を利用し、その複雑性を単純性により利用する。
    これが、まさしくスティーブ・ジョブズが起こした革命の根本的原理なのだ。
    そもそも、創造性とは複雑性を手に入れた根本的原理なのだ。
    それを逆説的に単純性へ利用した、まさしくパラダイムシフトなのである。
    具体的には、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)やマウス、スマートデバイスなどだ。

    話をアートに向けてみよう、
    アートもまた、人間がパラレルプロセシングを獲得し心の豊かさを持ち創造性を駆使し、
    複雑性の追求が加速し、いつしかその複雑性は極限状態に到達している。
    その複雑性を理解できる者は極僅かな人間に限られるようになり、
    またそれを扱える人間も極僅かな人間に限られている。
    しかしアートはまだその複雑性の追求を辞めようとはしていない。
    これはある種人間の進化の上では非常に不利益な事だと考えるのが自然だ。
    人類全体の進化を考える上でとるべき方法論は一つしか無い。
    アートの複雑性もテクノロジー同様に臨界点に達しているのである、
    そしてアートもスティーブ・ジョブズが起こした革命同様に、
    創造性を逆説的に応用し、複雑性を獲得した創造性を利用し、
    その複雑性を単純性により利用する。
    これが人類全体の進化を考える上でとるべき方法論だ、
    この事がアートがさらに進化する上では避けては通れない道なのだ。

    アートは複雑性の臨界点に既に到達している。
    私たちアーティストはテクノロジーから学ぶべきだ。
    その複雑性を極僅かな限られた人間の利益や幸福だけに利用するべきではない。
    人類全体の進化、より多くの人間の利益や幸福の為に利用すべきなのだ。
    それはアートにおいても、テクノロジーでスティーブ・ジョブズが行った様に、
    複雑性を単純性により利用するという革命を起こさなければならない。

    しかしアートにおいて、スティーブ・ジョブズなどよりももっと早く、
    そのような事に挑戦したアーティストは数多くいる。
    その中でもマルセル・デュシャンは名前を挙げておきたい。
    マルセル・デュシャンは最も尊敬すべきアーティストの内の一人だ。
    しかし彼の革命は上手くいかなかったのだ。
    複雑性を単純性により利用するという挑戦を試みた、
    しかし、逆にアートはより難解であると受け取られ、より複雑性を増す事になった。
    この失敗は今回の「スマートアート宣言」に活かさなければならない。

    その教訓を生かしたいと思い「スマートアート宣言」に記述した文面がこれだ。

    「アーティストは様々なデバイスから最善なデバイスを選択し、
    よりスマートなユーザーインターフェイスを実現し、
    最高のユーザーエクスペリエンスを実現しなくてはならない。
    そして、そのユーザーエクスペリエンスを実現すれば、
    アートは確固たる市民権を獲得できるのだ。」

    マルセル・デュシャンは、
    最善なデバイスを選択しスマートなユーザーインターフェイスを実現した。

    しかし、最後に一番大切なものを実現できなかったのだ。
    それがユーザーエクスペリエンスである。

    私は確信した、アートが進化する唯一の方法を。
    ユーザーエクスペリエンスの追求にこそアートの未来があるのである。

    2014年9月1日 美学者母




    http://smartart.jp/
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    テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

    1. 2014/08/31(日) 22:39:52|
    2. アート
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    2. 高校野球
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    美術家 「mama」 Official WebSite
    http://www.mamalab.info





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    COMPOSITE ART COMPANY "machromatic"
    マクロマティックは大阪・岸和田に拠点を置く総合芸術企業です

    美術商 第622122106978号 大阪府公安委員会



    マクロマティック心理芸術療法研究所
    http://www.artstherapy.biz/







    『ウェブアート宣言』(Web art declaration)

    本日、2010年5月9日。
    インターネットという虚像と実像が共存する場。
    虚像と実像が表裏一体であり、媒介する。
    その媒介した場所が空虚である。
    インターネット上のウェブはまさに空虚である。
    その空虚であるウェブで。
    己が己である事を確認し。
    ウェブインスタレーションと定義する。

    http://www.machromatic.net

            現代美術作家 田中智和
                   (mama)






    Macromatic is an composite art enterprise in Kishiwada city, Osaka area.



    "Web art declaration"

    Today, May9th,2010
    Place where the internet exists together between virtual image and real image.
    The virtual image and the real image are consistencies, and it mediates.
    The mediated place is empty.
    The web on the Internet is exactly empty.
    With the empty web.
    The thing whose yourself is yourself is confirmed.
    It is defined as the web installation.

    http://www.machromatic.net

    Artist Tomokazu Tanaka (aka.mama)
















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    〒596-0021
    大阪府岸和田市松風町25-18
    美術商 第622122106978号 大阪府公安委員会
    TEL/FAX 072-447-4066
    MAIL office@machromatic.net





    【本名】田中智和 (mama、母)
    現代美術作家・アートディレクター
    (専門分野)
    ストリートアート・ストリートカルチャー

    日本会議 正会員

    One JAPAN project 代表
    http://www.onejapan.jp

    Art×Street(日本アート×ストリート協会)
    http://artxstreet.com



    【略歴】

    ※1978年
    ・大阪府岸和田市に生まれる

    ※1994年 
    ・鳥取県へ移住

    ※1996年 
    ・スケートボードをはじめる

    ※1997年 
    ・大阪に帰ってくる
    ・アーティスト活動開始

    ※1998年 
    ・グラフィティライターとしてストリートで活動開始

    ※2002年6月 
    ・大阪のスケートボードショップOVAL NETWORKで個展

    ※2002年7月 
    ・大阪の古着屋MAX FIELDで個展

    ※2002年8月 
    ・村上 隆が主催するアートイベント 「GEISAI-2」(東京)に参加

    ※2003年7月 
    ・大阪のclub NEOのクラブイベント「NEO SUMMER FESTIVAL」に参加

    ※2004年6月 
    ・大阪・岸和田の岸和田中央会館ギャラリーで個展
            mama Art Show 2004 「春 風 花」

    ※2005年5月 
    ・大阪・岸和田の町家 光輪庵で二人展
       machromatic Art Show 2005 「こころ、であう。」

    ※2005年12月 
    ・大阪府公園協会・泉佐野市公園緑化協会主催
    「Twinkle Park in Rinku 2005」でアートパフォーマンス

    ※2006年4月 
    ・「第3回 ART BASE NULL 作家交流展」(泉佐野 新井邸)に参加
       後援 大阪府、大阪府教育委員会など。
    ・遊び心創作家として活動開始

    ※2006年9月 
    ・主催 文化庁 共催 田尻町教育委員会
     「こどもアート体験 北欧~日本展」参加

    ※2006年11月
    ・Joint Art Battle -JAB-(富山)参加

    2007年4月
    ・東京・下北沢のclub WEDGのアートイベント参加
      1seam「New Born Babys☆」

    ※2007年5月 
    ・第4回 ART BASE NULL 作家交流展(泉南市 山田家)に参加
      後援 大阪府、大阪府教育委員会など。

    ※2007年10月 
    ・食の専門学校レコール・バンタン臨時講師(大阪市)
     展覧会「食とアートのコラボレーション」プロデュース

    ※2007年12月 
    ・Joint Art Battle -JAB-(富山)参加

    ※2008年5月 
    ・第5回 ART BASE NULL 作家交流展(泉南市 山田家)に参加
      後援 大阪府、大阪府教育委員会など。

    ※2008年6月
    大阪・大阪市中央区「ぎゃらり かのこ」で個展
      mama exhibition「アートバイブレーション」

    ※2009年11月
    東京・有楽町でのアートフェア
       「YOUNG ARTISTS JAPAN Vol.2」参加

    ※2010年5月
    『ウェブアート宣言』(Web art declaration)

    ※2010年6月
    雑誌「プライベートアイズ」の特集へ参加
    きこえをアートする デコレーション補聴器の作品提供





    ■■ machromaticホームページ ■■

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