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    machromatic

    machromatic (マクロマティック) 美学者母のブログ

    徹底した客観性

    批評家という特定分野の情報のプロが厳しいわけ
    https://note.mu/lingualina/n/naaafe36b8006


    これって先日、会田誠に対して言った「独立性」の話につながる。
    つまり日本では「徹底した客観性」を持つ事を軽視している、意味がないのだ。
    その上で「徹底した客観性」に価値がなくお金にならない。
    だからインディペンデントである事が不可能で、
    何かしらの相互依存、いわば「村社会」によって相互評価し、
    お互い褒めちぎり合うという文化なわけだ。

    東京五輪のエンブレムでもそうだが、
    デザイナーがデザイナーを選ぶという歪な評価制度、権威主義が、
    この現代でも一般的である。

    芸術の世界も、
    例えば画壇では芸術家が同じ村の芸術家を評価して、
    同じ既得権益を分かち合うという構図なのだ。

    すなわち価値担保が身内なのである。

    このような当たり前の事実を広めていかなければ、
    本当の意味での多様性、多様な世界は生まれないし。

    それは日本全体にとって不利益だと僕は考えている。

    美学者母
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    テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

    1. 2016/02/10(水) 23:10:52|
    2. アート
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    会田誠の独立性を問う

    世界史が教える日本の大学の構造的欠陥
    http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45954


    この記事の内容で大学について問題にされていますが、
    それを考えながらふっと会田誠の美術館の問題を、
    思い出しだので、それに合わせて。
    インディペンデントである事の重要性を書いてみたいのです。

    この記事でも学問というものは、
    あらゆるものから独立性を保つ事が重要であると、
    世界史などを振り返りながら述べられている。

    それは例えば、
    最近の日本での国立大学の人文系の問題につながるのではないか。
    西洋で名門大学といえばそのほとんどが、「私学」である。
    これはこの記事で述べられているような背景があるからだ。

    そして日本では学府と言うように、
    あくまで西洋の体裁を真似て国が推し進めた上で、
    「国立」の大学が名門大学となっている。

    この時点で大学の捉え方というものが、
    「西洋」と「日本」では全く違う事がわかる。

    その上で「学問」にもっとも大切なこととは?
    という問題に対して、
    「徹底的な客観性」であるとするならば、
    西洋的な文脈から生まれた「私学」と、
    日本的な文脈から生まれた「国立」では、
    どちらが「学問の独立性」を保てるのだろうか。

    日本では「御用学者」という言葉をよく聞くが、
    答えは明らかに西洋的な文脈から生まれた「私学」である。

    では日本の「私学」はどうだろうか?
    日本の「私学」もまた、
    国家から補助金が大量に流れ込んでいるのである。

    この記事では、
    その延長線上に「STAP問題」などがあると分析している。

    例えば福島の問題に「御用学者」が擁護する、
    その上、その御用学者を批判する学者も、
    国のお金や国の補助金で学問をしている。

    そんな中で「徹底的な客観性」は担保できるのだろうか。
    それは構造的にも原理的にもできないということだ。

    これはアカデミックな問題だけでなく、
    日本では芸術にも全く同じことが言える。

    それが、
    会田誠の東京都美術館の問題である。
    学者にも「徹底的な独立性」が必要であるが、
    芸術家にも「徹底的な独立性」が必要である。

    それは「徹底的な独立性」や「徹底的な客観性」がなければ、
    非常に「悪質な権威」を生み出してしまうからだ。
    「権威」とは「黒いものでも白」にしてしまう「力」だ。

    では会田誠はどうだったのだろうか、
    東京都現代美術館は名前の通り「公立」の美術館である。
    いわば「体制」側の施設である。
    「体制」側の施設で「体制」側の批判をする。
    そして「体制」側からある種の生命の担保をされている人間が。
    そこで「体制」側に表現の自由を求める。

    僕からするとかなりの「だだっこ」にしか感じないのであるwww
    僕なら「体制側」の外側で独立性を担保した上で、
    「体制批判」をするのが筋だと考えるわけです。

    これは「成熟」とは対極の「未熟」だと捉えられる。
    例えば昔の「学生運動」などもそうであって、
    彼らは「体制」にある種守られた上で、
    「体制批判」をしていたのであるから。
    会田誠と同じである、
    最近のシールズという学生グループと同じ。
    「未熟な会田誠とシールズ」という政治団体でも作ればいい。

    昨今の思想の世界では、
    その「独立性」を担保しようとする動きが活発で、
    例えば思想家の東浩紀や、評論家の岡田斗司夫などは、
    生命担保をインディペンデントに行っている。

    芸術の世界では村上隆などは、
    生命担保をインディペンデントに行っている少ない芸術家だ。

    これから学問だけでなく、
    政治、経済、芸術などあらゆる分野で、
    インディペンデントである事が重要になる。

    なぜなら「本当に言いたいことが言えない」のだ。
    「本当に言いたいことが言える」世の中になんてならない。
    それは社会が相互依存しているものである以上変わらない。

    表現者は命がけで「独立性」を獲得する事。
    それが命と同等に大切なのである。

    美学者母

    テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

    1. 2016/02/08(月) 21:17:42|
    2. 美学・哲学
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    アナーキストで保守主義であるという事

    どうもーーーーー!!!
    日曜日の昼下がりに社会の秩序について考えている。
    最近白髪が増えてきたなぁと悩んでいる美学者母ですwww

    まぁ今年の夏には参議院選挙が行われるので、
    その頃にはフェイスブックも政治の話題ばかりになるので。
    その前に少し僕の政治的な見解を申し上げておこうと思います。

    僕は皆様ご存知の通り?
    最終学歴は高卒なのですね、
    僕は当初から進学など考えていなかったのです。
    むしろ社会に対する不満や反逆信が非常に強い人間でした。
    その上でストリートカルチャというものに魅了され、
    高校生の時代にスケートボードを始めたわけです。

    スケートボードというのはある種のアナーキーなカルチャで、
    まぁ言えば公共物を勝手に自由に自分のものにしてしまうわけです。
    ストリートをスケートボードで滑っていると。
    非常に自由を感じたわけです。

    その後、アレッジドギャラリーを代表するような、
    パンクアートのムーブメントがアメリカから訪れ、
    またスケートボードのDIY精神と重なって、
    スケーターがアートをするというカルチャーと出会うわけです。

    その後スケートボードに合わせて、
    グラフィティ活動を行います。
    それが1999年頃の話ですね。

    グラフィティそのものは違法な行為ですので、
    あまり詳しくは触れませんが、
    ヴァンダリズムの活動として僕は活動をしていました。

    この様に僕の活動を客観的に見てみても、
    僕がアナーキストであると認識していただけると思います。

    しかし、僕は保守主義者であります。
    そこに一般の方などは違和感を覚えるのではないかと思います。

    僕は現在はアートという領域で活動していますが、
    そこでも旧体制に対しては攻撃的であり、
    インディペンデントである事を重要にしています。
    その「美学者母」はなぜ政治は「保守主義」なのか?

    それはそもそも自分の思想がどうであるのか、
    というものと、
    社会がどうあるべきかというものを、
    分けて考えているからなんですね。

    現実に僕はエスタブリッシュメントとは対極の、
    最下層の人間なのです。

    そして現実にエスタブリッシュメントに対して、
    攻撃的な活動をしています。

    しかしそれとメタ認知的に社会がどうあるべきなのか、
    という問題の答えとは切り離して考えるべきであるのです。

    そのメタ認知から僕は「保守主義」を政治思想としているわけです。

    この日本を、そして日本社会を、そしてその構造が、
    どのような構造であれば日本は平和で幸福な国になれるのか。

    そのような観点から、
    僕自身の哲学、美学、社会学、認知科学、文化人類学。
    僕が知っている知識を総動員して考え、
    その上で導き出したのが「保守主義」なのですね。

    僕は憲法改正どころか、
    一から憲法を作り直すべきだと考えているし。
    自衛隊は、集団的自衛権どころか、
    しっかりと軍隊として新日本軍として定義するべき。
    原発は核融合炉に焦点を置き、
    核分裂の原発は無くし、核融合炉の原発に移行する。

    以上のような主要課題での見解を持っています。

    皆さんに一つ政治にコミットする場合のアドバイスをしたいのです。
    まず、自分自身がどう考えるのかという事と。
    メタ認知的に、日本がどういう国であるべきか、
    という事を分けて考えるべきなのです。

    例えば具体的に、
    僕は朝鮮人や中国人は嫌いです。
    しかし日本の国として、
    朝鮮人や中国人を差別したり排除する事は絶対許せません。
    もっと多様性を増していくべきです。

    このように自分の考えと、
    社会がどうあるべきなのかという問題は、
    「別」であると考えるべきです。

    さてこの夏にむけて政治の話が盛り上がると思いますが。
    皆さんもこの事を参考にして。
    少し考えてみてはいかがでしょうか。

    美学者母

    テーマ:政治 - ジャンル:政治・経済

    1. 2016/02/07(日) 15:53:06|
    2. 政治
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    アートとは内部体験だという根本

    どうも〜どうも〜!!!
    アートを愛して37年の美学者母です。

    最近のアートと呼ばれる作品、
    とくにメディアアートなんかの領域では。
    現実と非現実をクロスオーバーさせた、
    バーチャルリアリティーだったり、
    また違った切り口の拡張現実を作品にしていたりします。

    そこでメディアアート全般と、
    アートの境目が一般的に混同されている。
    そのように最近強く思うのですね。

    根本的にアートというのは内部体験に依存している、
    そのような基本の理解が必要なのです。

    最近僕はチームラボの作品をアトラクションと呼びました、
    それはこの根本原理から捉えて、
    チームラボの作品はアトラクションと定義しています。
    それはチームラボが作るものが、
    外部体験に依存している作品だからです。

    それに対していつも相対化させていただいている、
    真鍋大度さんの作品は内部体験に依存しているのですね。

    そのような根本原理の上で、
    チームラボの作品は勘違い野郎だと言うし、
    真鍋大度さんの作品は素晴らしいと言うわけです。

    一見この違いは大したことが無いように思うのですが。
    この内部体験と外部体験は、
    言って見れば「次元」が違うものを作り出しているのですね。

    外部体験というのは言って見れば、
    ユニバーサルスタジオやディズニーランドのアトラクションと同じです。

    内部体験というのは言って見れば、
    マルセルデュシャンやアンディウォホールと同じです。

    まずこの次元の違いがわからない人には、
    説明が複雑化してしまうのですが。
    簡単に言えばそういうことです。

    なので最近のアートというのを見ていると、
    短絡的に外部体験に依存した作品を多く見ます。

    それはジェットコースターのようなものです。
    非常に簡単で解りやすくてなんとなく楽しいわけです、
    最近は現代アートのイベントのような事が全国的に行われ、
    その様な短絡的な作品が増産されているわけですが、
    そのような動きの中に、
    チームラボがいるという事を理解するべきです。

    短絡的なものは人を馬鹿にします。
    ある意味ドラッグのようなものと同じです。
    非常に快楽的で依存度が高いのです。

    つい先日、
    元プロ野球選手の清原さんが覚せい剤で逮捕されました。

    一度短絡的な快感にはまってしまうと、
    なかなか人間は抜け出せないのですね。

    それはアートでも同じ事なのです。

    美学者母

    テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

    1. 2016/02/03(水) 23:16:57|
    2. アート
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    Profile

    FC2USER590191GYW

    Author:FC2USER590191GYW
    mama Artist Promotion Video
    http://www.youtube.com/watch?v=mR12s6MhMS8



    美術家 「mama」 Official WebSite
    http://www.mamalab.info





    facebook
    http://facebook.com/machromatic






    COMPOSITE ART COMPANY "machromatic"
    マクロマティックは大阪・岸和田に拠点を置く総合芸術企業です

    美術商 第622122106978号 大阪府公安委員会



    マクロマティック心理芸術療法研究所
    http://www.artstherapy.biz/







    『ウェブアート宣言』(Web art declaration)

    本日、2010年5月9日。
    インターネットという虚像と実像が共存する場。
    虚像と実像が表裏一体であり、媒介する。
    その媒介した場所が空虚である。
    インターネット上のウェブはまさに空虚である。
    その空虚であるウェブで。
    己が己である事を確認し。
    ウェブインスタレーションと定義する。

    http://www.machromatic.net

            現代美術作家 田中智和
                   (mama)






    Macromatic is an composite art enterprise in Kishiwada city, Osaka area.



    "Web art declaration"

    Today, May9th,2010
    Place where the internet exists together between virtual image and real image.
    The virtual image and the real image are consistencies, and it mediates.
    The mediated place is empty.
    The web on the Internet is exactly empty.
    With the empty web.
    The thing whose yourself is yourself is confirmed.
    It is defined as the web installation.

    http://www.machromatic.net

    Artist Tomokazu Tanaka (aka.mama)
















    マクロマティック
    http://www.machromatic.net

    SELECT ART SHOP マクロマティック
    http://machromatic.shop-pro.jp/

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    http://twitter.com/machromatic

    skype名 machromatic




    office
    〒596-0021
    大阪府岸和田市松風町25-18
    美術商 第622122106978号 大阪府公安委員会
    TEL/FAX 072-447-4066
    MAIL office@machromatic.net





    【本名】田中智和 (mama、母)
    現代美術作家・アートディレクター
    (専門分野)
    ストリートアート・ストリートカルチャー

    日本会議 正会員

    One JAPAN project 代表
    http://www.onejapan.jp

    Art×Street(日本アート×ストリート協会)
    http://artxstreet.com



    【略歴】

    ※1978年
    ・大阪府岸和田市に生まれる

    ※1994年 
    ・鳥取県へ移住

    ※1996年 
    ・スケートボードをはじめる

    ※1997年 
    ・大阪に帰ってくる
    ・アーティスト活動開始

    ※1998年 
    ・グラフィティライターとしてストリートで活動開始

    ※2002年6月 
    ・大阪のスケートボードショップOVAL NETWORKで個展

    ※2002年7月 
    ・大阪の古着屋MAX FIELDで個展

    ※2002年8月 
    ・村上 隆が主催するアートイベント 「GEISAI-2」(東京)に参加

    ※2003年7月 
    ・大阪のclub NEOのクラブイベント「NEO SUMMER FESTIVAL」に参加

    ※2004年6月 
    ・大阪・岸和田の岸和田中央会館ギャラリーで個展
            mama Art Show 2004 「春 風 花」

    ※2005年5月 
    ・大阪・岸和田の町家 光輪庵で二人展
       machromatic Art Show 2005 「こころ、であう。」

    ※2005年12月 
    ・大阪府公園協会・泉佐野市公園緑化協会主催
    「Twinkle Park in Rinku 2005」でアートパフォーマンス

    ※2006年4月 
    ・「第3回 ART BASE NULL 作家交流展」(泉佐野 新井邸)に参加
       後援 大阪府、大阪府教育委員会など。
    ・遊び心創作家として活動開始

    ※2006年9月 
    ・主催 文化庁 共催 田尻町教育委員会
     「こどもアート体験 北欧~日本展」参加

    ※2006年11月
    ・Joint Art Battle -JAB-(富山)参加

    2007年4月
    ・東京・下北沢のclub WEDGのアートイベント参加
      1seam「New Born Babys☆」

    ※2007年5月 
    ・第4回 ART BASE NULL 作家交流展(泉南市 山田家)に参加
      後援 大阪府、大阪府教育委員会など。

    ※2007年10月 
    ・食の専門学校レコール・バンタン臨時講師(大阪市)
     展覧会「食とアートのコラボレーション」プロデュース

    ※2007年12月 
    ・Joint Art Battle -JAB-(富山)参加

    ※2008年5月 
    ・第5回 ART BASE NULL 作家交流展(泉南市 山田家)に参加
      後援 大阪府、大阪府教育委員会など。

    ※2008年6月
    大阪・大阪市中央区「ぎゃらり かのこ」で個展
      mama exhibition「アートバイブレーション」

    ※2009年11月
    東京・有楽町でのアートフェア
       「YOUNG ARTISTS JAPAN Vol.2」参加

    ※2010年5月
    『ウェブアート宣言』(Web art declaration)

    ※2010年6月
    雑誌「プライベートアイズ」の特集へ参加
    きこえをアートする デコレーション補聴器の作品提供





    ■■ machromaticホームページ ■■

    PC用  http://www.machromatic.net

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