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    machromatic (マクロマティック) 美学者母のブログ

    あいちトリエンナーレ2019の失敗にみる、情の時代の終焉。(津田大介、東浩紀の友情が日本的な感情を最も神秘とする悪習の最たる例である)

    まず以前に私が書いた、
    あいちトリエンナーレ2019の記事を、
    ご一読ください。

    「いつもアートは感じるものだって言ってる人の、
    あいちトリエンナーレ2019での矛盾」
    https://www.machromatic.net/column_0340.html

    続いて、
    「あいちトリエンナーレ2019」のコンセプトを、
    ご一読ください。
    https://aichitriennale.jp/about/concept.html

    とここで理解が早い方なら、
    お気づきになるかと思いますが、
    私が書いている文章は、
    あいちトリエンナーレ2019のコンセプトとは、
    真逆の事を言っているわけです。

    まずこの様な私の考え方、
    それを前提条件に、
    色々と話を進めていきたいわけです。

    今回の「あいちトリエンナーレ2019」のコンセプト、
    それはまさに「情」なわけです。

    その上で、
    まず先に私が表明しておきたいのは、
    私は、「情」というものを「信じていません」。

    「情」というものは、
    「人間」の「合理的判断」を狂わせます。
    つまり「人間の世界」において、
    「信用」できないものである、
    そう考えているわけです。

    しかし「信用」できないからといって、
    それがいらないものだと言っているわけでは、
    ありません。

    なぜなら、
    私たち人間そのものが、
    「情」によって生きていると、
    「実感」する生き物だからです。

    さらに「情」は、
    「人間」のみならず、
    「動物」全般の「生きる実感」の原理、
    であるはずです。

    むしろその様な、
    「動物全般」に備わる「情」から、
    「人間らしさ」を獲得しているものは、
    私は「理性」だと考えているわけです。

    つまり私は、
    情を超えた理性にこそ、
    「人間」としての「機能」があると、
    考えているわけです。

    その様な考察を踏まえて、
    あいちトリエンナーレ2019での、
    コンセプトである「情」。
    それに重ねて、
    津田大介と東浩紀との「友情」。
    日本のアートへの神秘性の、
    在りどころである「感情」。

    それらすべてが、
    日本の「情」を神秘化する、
    表層に観えたわけです。

    私はこの様な、
    日本の「情」に神秘性をみる価値観が、
    昔から嫌いですし、
    あまりにも前時代的すぎると考えています。

    なぜならば、
    ある意味一昔前のインターネットがない、
    その様な時代では、
    ある種、
    「情」という「機能」が、
    非常に「合理的」であったのは、
    間違いないのです。

    しかし現在の様に、
    インターネットが発展すると、
    「情」というものが、
    「非合理的」になっているのです。

    具体例を挙げればキリがないのですが、
    例えばよく言われる、
    「村社会」というのも、
    「情」のよるものでしょう。

    私などは大阪の片田舎の岸和田、
    そんな典型的な田舎の村社会に生まれ、
    あらゆるものが、
    地元の人の繋がりで成り立っているわけです。

    ビジネスでも文化でも、
    娯楽でも、
    なんでも身内を優先させ、
    利権を守り、
    自分たちの食い扶持を確保します。

    それはその時代においては、
    「非常に合理的」であったわけです。

    しかし私の様に、
    「村社会」が嫌いな人間でも、
    「嫌なものは嫌」
    「悪いものは悪い」
    と正直に発言しても、
    生きていけるわけですし、
    むしろ現在では、
    「村社会」の呪縛から抜け出し、
    自分の自由に生きた方が、
    「合理的」なのです。

    「情」というのは、
    ある種「束縛」を生み、
    「合理的判断」を奪います。

    人間は出来るだけ、
    「情」というものから、
    距離をとって生きた方が、
    「合理的」なのです。

    ここであいちトリエンナーレ2019の、
    話に戻りますが、
    今回のコンセプトの、
    「情の時代」というのは、
    現代において非常に遅れたコンセプトである、
    と同時に前時代的であり、
    左翼的な津田大介という芸術監督を考えれば、
    まぁ納得のコンセプトではある。

    そしてあいちトリエンナーレ2019の、
    アドバイザー東浩紀、
    津田大介の友人で、
    友達人選であり、
    まさに「友情」という、
    非常にコンセプトに合致した人選であった。
    しかしこれこそが「村社会」であり、
    典型的な前時代的人選である。

    さらに、

    アート=感情

    というまさに日本の前時代的な、
    アートの解釈により、
    この地域芸術祭、
    「あいちトリエンナーレ2019」は、

    見事に崩壊した。

    ではアートとは感情ではなければ、
    理性なのか、
    知性なのか、

    それは私が尊敬するヴィトゲンシュタイン、
    そのニュアンスを借りれば、

    考え得ることを全て考え尽くし、
    それでもなお考え得ぬものが神秘である、
    であるならば、
    その領域こそがアートの神秘である。

    最後に、

    津田大介はあいちトリエンナーレ2019の、
    コンセプトでこの様に記述している。

    「われわれは、
    情によって情を飼いならす(tameする)
    技(ars)を身につけなければならない。」

    私がいうならこうだ、
    「われわれは、
    (知によって情を飼いならし)その上で、
    神秘を体験せねばならない。」

    美学者母
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    テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

    1. 2019/08/19(月) 18:21:18|
    2. アート
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<裏社会、表社会を見尽くしてきた僕が、美学者として40歳で行き着いた本当の評価のあり方。(評価経済社会を生き抜く作法) | ホーム | いつもアートは感じるものだって言ってる人の、あいちトリエンナーレ2019での矛盾(アートは知性と教養、深い洞察によって得ることのできる人間の本質的体験なのである)>>

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    美術家 「mama」 Official WebSite
    http://www.mamalab.info





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    COMPOSITE ART COMPANY "machromatic"
    マクロマティックは大阪・岸和田に拠点を置く総合芸術企業です

    美術商 第622122106978号 大阪府公安委員会



    マクロマティック心理芸術療法研究所
    http://www.artstherapy.biz/







    『ウェブアート宣言』(Web art declaration)

    本日、2010年5月9日。
    インターネットという虚像と実像が共存する場。
    虚像と実像が表裏一体であり、媒介する。
    その媒介した場所が空虚である。
    インターネット上のウェブはまさに空虚である。
    その空虚であるウェブで。
    己が己である事を確認し。
    ウェブインスタレーションと定義する。

    http://www.machromatic.net

            現代美術作家 田中智和
                   (mama)






    Macromatic is an composite art enterprise in Kishiwada city, Osaka area.



    "Web art declaration"

    Today, May9th,2010
    Place where the internet exists together between virtual image and real image.
    The virtual image and the real image are consistencies, and it mediates.
    The mediated place is empty.
    The web on the Internet is exactly empty.
    With the empty web.
    The thing whose yourself is yourself is confirmed.
    It is defined as the web installation.

    http://www.machromatic.net

    Artist Tomokazu Tanaka (aka.mama)
















    マクロマティック
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    SELECT ART SHOP マクロマティック
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    〒596-0021
    大阪府岸和田市松風町25-18
    美術商 第622122106978号 大阪府公安委員会
    TEL/FAX 072-447-4066
    MAIL office@machromatic.net





    【本名】田中智和 (mama、母)
    現代美術作家・アートディレクター
    (専門分野)
    ストリートアート・ストリートカルチャー

    日本会議 正会員

    One JAPAN project 代表
    http://www.onejapan.jp

    Art×Street(日本アート×ストリート協会)
    http://artxstreet.com



    【略歴】

    ※1978年
    ・大阪府岸和田市に生まれる

    ※1994年 
    ・鳥取県へ移住

    ※1996年 
    ・スケートボードをはじめる

    ※1997年 
    ・大阪に帰ってくる
    ・アーティスト活動開始

    ※1998年 
    ・グラフィティライターとしてストリートで活動開始

    ※2002年6月 
    ・大阪のスケートボードショップOVAL NETWORKで個展

    ※2002年7月 
    ・大阪の古着屋MAX FIELDで個展

    ※2002年8月 
    ・村上 隆が主催するアートイベント 「GEISAI-2」(東京)に参加

    ※2003年7月 
    ・大阪のclub NEOのクラブイベント「NEO SUMMER FESTIVAL」に参加

    ※2004年6月 
    ・大阪・岸和田の岸和田中央会館ギャラリーで個展
            mama Art Show 2004 「春 風 花」

    ※2005年5月 
    ・大阪・岸和田の町家 光輪庵で二人展
       machromatic Art Show 2005 「こころ、であう。」

    ※2005年12月 
    ・大阪府公園協会・泉佐野市公園緑化協会主催
    「Twinkle Park in Rinku 2005」でアートパフォーマンス

    ※2006年4月 
    ・「第3回 ART BASE NULL 作家交流展」(泉佐野 新井邸)に参加
       後援 大阪府、大阪府教育委員会など。
    ・遊び心創作家として活動開始

    ※2006年9月 
    ・主催 文化庁 共催 田尻町教育委員会
     「こどもアート体験 北欧~日本展」参加

    ※2006年11月
    ・Joint Art Battle -JAB-(富山)参加

    2007年4月
    ・東京・下北沢のclub WEDGのアートイベント参加
      1seam「New Born Babys☆」

    ※2007年5月 
    ・第4回 ART BASE NULL 作家交流展(泉南市 山田家)に参加
      後援 大阪府、大阪府教育委員会など。

    ※2007年10月 
    ・食の専門学校レコール・バンタン臨時講師(大阪市)
     展覧会「食とアートのコラボレーション」プロデュース

    ※2007年12月 
    ・Joint Art Battle -JAB-(富山)参加

    ※2008年5月 
    ・第5回 ART BASE NULL 作家交流展(泉南市 山田家)に参加
      後援 大阪府、大阪府教育委員会など。

    ※2008年6月
    大阪・大阪市中央区「ぎゃらり かのこ」で個展
      mama exhibition「アートバイブレーション」

    ※2009年11月
    東京・有楽町でのアートフェア
       「YOUNG ARTISTS JAPAN Vol.2」参加

    ※2010年5月
    『ウェブアート宣言』(Web art declaration)

    ※2010年6月
    雑誌「プライベートアイズ」の特集へ参加
    きこえをアートする デコレーション補聴器の作品提供





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